2021.09.03

コロナ拡大前に戻っている消費と戻っていない消費|スーパー編

データ分析<市場調査>

前回のドラッグストアストア編では、戻っている消費・戻っていない消費についてお伝えしました。

前回のドラッグストア編はこちら

今回は小売業の1つ、スーパーマーケットとコロナ(COVID-19)消費についてお伝えします。

2021年7月までのID-POSデータからスーパーマーケットにおける売上カテゴリーを調査しました。売上推移から、コロナ前・コロナ禍でどのような変化あったかを紐解いてみます。

2021年は全体的な売上前年比割れが顕著

出典:厚生労働省オープンデータ 新規陽性者数の推移(日別)
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/open-data.html

2020年は、緊急事態宣言が発令された年でもありました。マスク・消毒用のアルコールなどが買いにくくなった印象が残ります。
実際にデータを見てみましょう。折れ線グラフでは売上前年同月比を表しています。
2021年1月を境に、食品・畜産・嗜好食品などが前年を割る結果となりました。

2020年のスーパーマーケットではすべてのカテゴリーが販売好調であり、2021年になり日用品の落ち込み反動が著しいです。

コロナ禍でも安定した売上の惣菜カテゴリー

その中でも惣菜に関しては売上が安定しています。
計測開始した2019年12月からみても、大きな増減はありません。

電通リテールマーケティングでは、「生鮮三品」「惣菜」「加工食品」を含めた取り扱い全商品を独自の分類体系により一元化する『商品統一化コード』データを保有しております。

スーパーマーケット惣菜カテゴリーが安定した売上になった経緯としては、以下が考えられます。

1. 飲食店の時短営業

2021年は飲食店の時短営業の店舗からか「夕食難民」という言葉がうまれました。普段の夕食は外食をしている人が外食できない事象です。
その日に売り切らなければならない「惣菜」は、営業終了時には割引施策を行っている流通がほとんどです。

スーパーの総菜は、夕食難民のニーズを満たす商材だったのではないでしょうか。

2.在宅率の高まり

自宅に持ち帰るだけですぐに食べられる「惣菜」商品は、帰宅後にすぐに食べられます。
一人暮らしはもちろん、「調理は面倒だが外食は控えたい」主婦・主夫にとっても消費者のニーズを満たしたとも言えます。

まとめ

自宅に持ち帰るだけですぐに食べられる「惣菜」商品は、帰宅後にすぐに食べられます。
一人暮らしはもちろん、「調理は面倒だが外食は控えたい」主婦・主夫にとっても消費者のニーズを満たしたとも言えます。

電通リテールマーケティングでは流通起点の顧客購買データ、シングルソースの消費データ、意識調査のデータを活用し、
クライアントの課題発見、効果検証、施策の方向性までをご提供いたします。
生鮮3 品・惣菜までを含んだ全商品(SKU)のコード統合した分析も可能です。

 

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