2022.07.08

【物価高】スーパーマーケットにおける平均単価の推移について

データ分析<市場調査>

はじめに

2022年の2月にロシアのウクライナ侵攻の影響で、さまざまな影響が出ました。
その影響のひとつとして、物価高騰が叫ばれています。
生活必需品全般の物価が上がっているイメージですが、実際にはどれほど上昇しているのでしょうか。
電通リテールマーケティングでは、スーパーマーケットのID-POSデータを所持しています。
今回は、全国スーパーマーケットID-POSデータを利用し、平均単価トレンドをみてみます。

 

 

平均単価が1番高い畜産商品。後を追う水産商品

畜産、水産、農産、食品、嗜好食品、総菜の6種類に分けられます。

以下の図は、スーパーの商品の平均単価を年代別のトレンドに分けた分析結果です。平均単価をみてみると、平均単価で1番高い商品は畜産であることがわかります。具体的には、牛・鶏・豚肉、ベーコンやソーセージなどの精肉加工品などの商品です。

 

直近では、水産の平均価格が上昇しています。水産食品には、貝や切身などの鮮魚や刺身などが含まれます。

2019年から比較すると、2022年には畜産商品の単価に近付いてきています。

12月の平均単価が上がる水産商品

 

上記の図は、平均単価のトレンドを現した図になっています。

顕著なのは、12月の平均単価です。平均単価の傾向として12月が最も高くなっています。
スーパーマーケットのトレンドとして、12月が1番高くなる傾向がわかりました。
考察として、年末に家族が集まる文化で刺身の盛り合わせなどを買う習慣があるため、高単価な水産商品が売れるものと見られます。
新型コロナウィルスの影響下で世間の変化が起きたといえど、年末は高単価商品が売れたことがわかります。

 

 

まとめ

スーパーマーケットにある生活必需品では、大きく上昇していますが、
5月末までには若干上昇していますが、大々的には上がりきってはいません。
2022年7月以降、どのように上昇するのか注目してまいります。

特に水産品では2019年と比べると大きく平均単価が上昇していることがわかりました。
スーパーマーケットのID-POSデータを見てみると、平均単価を年度別に算出することも可能です。

 

次回は、2019年から飛躍的に単価が上昇した、「惣菜」カテゴリに焦点を当てます。

 

 

電通リテールマーケティングは、創業当時より、流通・小売や消費財メーカーをはじめ多種多様な業種業態の皆様にデータ分析、データコンサルティング、データ基盤構築、データ分析結果を活用したデータマーケティング事業を展開しております。

 

・ID-POSデータは保有しているもののデータ分析に活かしきれていない

・自社商品の店頭マーケティングをよりデータドリブンにしていきたい

・データ分析基盤の構築やデータ分析のさらなる効率化を目指したい

といったご要望があればぜひお気軽にお問い合わせください。

 

DRMのお問い合わせ