2021.08.31

ID-POSデータ分析の本質② 
<基礎と活用事例>

データ分析<ノウハウ>

はじめに

前回の「ID-POSデータ分析の本質① <基礎と活用事例>」では、ID-POSデータとPOSデータとの違いや、ID-POSデータの活用事例の簡単なご紹介を行いました。

 

本記事においては、ID-POSデータの分析、利活用についてCRMの観点からお話させて頂きます。

 

ID-POSデータを分析・活用し、PDCAサイクルを立ち上げへ

前回の記事でも記載致しました通り、ID-POSデータはID(顧客情報)が紐づく購買情報であるため、「顧客の管理・育成(CRM)」や「購入顧客のプロファイリング」、「施策の効果検証」、「広告販促施策設計の事前調査」で利用されます。

 

その際、ID-POSデータを活用して、どのような商品が集客に寄与しているのか、どのような商品を買い増すことで客単価が増えているのか、自社ブランドがどの層にどのように売れているのか、競合商品と比較した際に自社ブランドの強み弱みは何か、ID-POSデータ分析から戦略を立て、販促を企画し、実行・検証するサイクルの実現が重要です。

 

①Research
購買データを深く分析し、顧客の実態を正しく知る。
・定量情報(ID-POSデータを始めとする購買データ、位置データ、気象データ等)
・定性情報(顧客アンケートなどを通したお客様意識データ)

 

②Planning
データインサイトを基に、販促企画(デジタル、MD、売場等)の作戦を練る。
・5W1H(何を、いつ、だれに、どこで、何をキーとして、どのように)

 

③DO
販促企画の準備、実行する。

 

④Check to next Action
ID-POSデータ等の購買データを活用し、顧客反応を測定する。
・どの施策が、どこの層に、売上・継続購買にどのように寄与したのか

 

再現性のあるPDCAサイクルの実現へ

ID-POSデータを活用したPDCAサイクルは、一度行えばよいものではありません。

如何に継続的にこのサイクルを回し続けるか、が重要になってきます。

 

その際、ID-POSデータ分析、CRMのゴール・目標を設定する必要があります。

 

①優良顧客維持の最適化
・優良顧客の維持/最適な優良顧客維持率の達成

 

②顧客育成の最適化
・優良顧客の育成/最適な顧客成長率の達成

 

③顧客獲得の最適化
・優良、有望な新規顧客の獲得/最適な新規客数の確保

 

このように流通・小売の皆様、メーカーの皆様が囲っている「顧客資産」の最優良化という観点が最も重要になります。

 

そして、このPDCAを回すにあたっては、

・自社流通や自社商品を購入している顧客のステータスを管理すること

・顧客の獲得、育成の戦略シナリオを作成すること

を意識しなければなりません。

 

上記の詳細な分析手法や育成方法については、別途ホワイトペーパーで掲載予定ですのでそちらをご確認ください。

最後に

電通リテールマーケティングは、創業当時より、流通・小売や消費財メーカーをはじめ多種多様な業種業態の皆様にデータ分析、データコンサルティング、データ基盤構築、データ分析結果を活用したデータマーケティング事業を展開しております。

 

・ID-POSデータは保有しているもののデータ分析に活かしきれていない

・自社商品の店頭マーケティングをよりデータドリブンにしていきたい

・データ分析基盤の構築やデータ分析のさらなる効率化を目指したい

 

といったご要望があればぜひお気軽にこちらよりお問い合わせください。

 

事業紹介